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世界の音に出会う旅 〜Round-P 10 year anniversary〜

Round-Pは、来月で発足から満10年を迎えます。

この節目の年のイースターの季節、Round-Pは3人ではじめて旅をしました!

そもそも、まだ行ったことのなかった、アマデーの住むドイツはフュッセンを訪れてみたいということから始まった旅行計画。
偶然という名の必然も重なり、3人のそれぞれ留学地であるブダペスト、ウィーン、ベルリン、さらにバッハが長年カントールを務めたトーマス教会のあるライプツィヒ、バウハウスを擁するデッサウにも赴くという大旅行となりました。

10日間で驚くべき充実した旅となったのも、アマデーのコーディネートによるところが大きい上、夢のように美しい自然に囲まれたフュッセンの地では、アマデー夫妻に最高の時間をプレゼントしていただき、その後フュッセン→ライプツィヒ、ライプツィヒ→ベルリン⇄デッサウ、ベルリン→ライプツィヒへの移動はすべてアマデーが車を出してくれて、アウトバーンを快適な速度で颯爽と走り抜けてくれました🚗
また、ベルリンで学んだベッリーナの、元在住者ならではのガイドによって、この都市で起こった胸をつかれるような歴史的出来事に想いを馳せ、同時に現代という時の中のベルリンを味わうことができました。

各都市でいずれも忘れがたい音楽と出会い、世界のさまざまな表情を垣間見ることができたわれわれは、新たな視点を得て、ライプツィヒのホテルで解散、それぞれの場で次のスタートを切りました。

すべての瞬間がハイライトといえるような10日間、感動や爆発的な笑いを共有できる友人の存在に感謝が尽きない旅のレポートはまだまだ続きます。

N.T

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旅のはじまり 14年ぶりのブダペスト 東駅

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# by Round-P | 2018-04-14 11:15

ありがとうございました!


先日、Round-P vol.4コンサートは光が丘美術館にて盛況のうちに終えることができました!
会場に足を運んでくださった皆様、励まし、支えてくださった皆様に心より感謝申し上げます。

今回はそれぞれ作曲家が描く、音による物語のイメージでプログラムを構成。《第1部》は光が丘美術館周辺は地元でもある、山岸真由美氏のシューベルトの「3つのピアノ曲」で幕が開き、現在ドイツを本拠とする酒井雅子氏がモーツァルトの晩年のへ長調ソナタ、ショパンのバラード1番を演奏。《第2部》は、はじまりにバッハのパルティータ4番を演奏、3人のトークをはさんで、酒井さんによるJazzyな「赤とんぼ」のインプロビゼーションでは、音による日本の情景が一気に広がりました。その後、シューマンの「子供の情景」を演奏し、最後は山岸さんのノクターンで会場を秋の夜長へと誘い、、、、からの、アンコールは3人揃っての「I got rhythm」で幕を閉じました。

私たち3人が出会ってから20年以上の月日が流れ、今もなおインスピレーションを与え合い、支えてくれ、ともに音楽の場を作れる仲間がいることに、昨日はあらためて感謝が湧きました。

終演後に、毎回Round-Pを聴いてくださっている方から
「Round-Pの表現の形は、3人それぞれの音楽との向き合い方や生き方が感じられ、またそれが、3人3様で、それを一つのコンサートのコンセプトにすることでうまれる独特の世界があり、今後も、続けていくことでますますいいものが生まれる」との力強いお言葉を頂きました!

7年ぶりのRound-Pコンサート、次回は7年後になるか3か月後になるかわかりませんが😅それぞれの場で音楽に向き合い人生という物語を紡ぎ、またいつの日か3人で繋ぐ物語がうまれる時を楽しみにしています。 Facebookより

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N.T




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# by Round-P | 2017-10-05 17:55 | 音楽

3人のピアニストが繋ぐものがたり

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Round-P vol.4「森の響き 音の絵具皿〜3人のピアニストが繋ぐものがたり〜」
光が丘美術館 にて10月1日(日)開催します!開演は午後2時です。

3人集合のコンサートは8年ぶりとなります。

Round-Pをいつも応援くださっている方、Round-Pを聴くのは初めてという方も、
この機会にぜひお会いできれば幸いです☆

本日よりお申し込み開始いたします!

round-p@excite.co.jp








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# by Round-P | 2017-08-03 13:01 | 音楽

Round P 予告

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2017年10月1日(日)14:00 開演 光が丘美術館 Round P vol.4 始まります。

酒井雅子 高田のぞみ 山岸真由美 (ピアノ)

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# by Round-P | 2017-07-15 13:02

ジャズソロデビュー!

明日、ドイツでアマデーことMasako Sakaiがジャズソロのコンサートに出演します!!

Landsberg am lechという街のギャラリーで朗読とのコラボ!!

このフライヤーすごいです☆

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-追記ー
オイゼビウスが明日の件アップしてくれました、感謝!というわけで、私からも宣伝?させていただきます。よろしくお願いします。
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# by Round-P | 2017-06-29 22:38

新たな一歩

みなさま

あけましておめでとうございます!

昨日のワークショップより活動を再開したRound-Pは約3年半ぶりに集合して 本年のプロジェクトに向けて新年会合を行いました。

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気がついたら8時間以上が経過!世界のO氏との感動的な遭遇もあり 新年早々白熱した会合となりました!

そして昨日は下記の通り Round-P初のワークショップを無事終了しました。



PIANO WORKSHOP

■開催日時:
 2017年1月4日(水曜日)
■時  間:13:00〜14:50
■場  所:東京文化会館内

■詳  細:
【ピアノのワークショップ】
『音楽を3D化する』をコンセプトに、実際に音楽をつくることを通して
楽譜が立体化し音楽になるプロセスを体験する。
・参加者の演奏をもとに、全員でディスカッションを行う。
・「楽譜とは何か?」:シンプルな和音をもとに、音楽を「つくる」、「楽譜にする」
ところから、「身体へのフィードバック」までを体験する。
・和声進行の基本の立体化として、講師とのセッションを行う。

〜人の心に響く音楽はどのように生まれるのか?
様々な角度からのアプローチを通して、そのプロセスを体感し、より自由で充実した演奏表現への扉を開くワークショップです〜




以上の概要に沿って、参加者の演奏の後 ディスカッションを行い、現在ドイツを拠点にジャズの分野にも活動領域を広げているアマデーこと酒井雅子氏の引導で、基礎的な和声をベースに、実際にセッションを体験してもらいました。新たな視点による一連の体験を通して作曲者の意図を正確に汲みとり、より活き活きとした演奏表現へ繋げるプロセスを参加者は体験することができました。
ピアニストは曲も多く、他の楽器と比べても大量の練習量を要し、いつも直面する課題に取り組まなければならない日々の中で、どうしても、もっとも本質的な事柄を置き去りにしがちです。
そこに触れないまま、触れなければならないと分かっていても、「その時間はない」というなんとも皮肉な現状がある中で、ワークショップという、講師側も含めて参加者全てが「今、ここ」で学べる場が生まれたことは大きな意義があると感じています。私も昨日は発見や学びがたくさんありました。

自分も含めて参加者にとって何より大事なことは、ここで得た情報なり知識なり発見なりを実際に生かして"実践してみること"

願わくは 昨日の体験が大きな波紋となって、人生の新たな活力となるように!


N.T
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# by Round-P | 2017-01-05 19:25

響きあうピアノと絵画~新たな世界の扉を開く~

先日 絵画とピアノのコラボレーション企画

『響きあうピアノと絵画 ~新たな世界の扉を開く~』
アートカフェフレンズにて無事終了しました!

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ご一緒させていただいた気鋭の日本画家 松坂慎一さん ありがとうございました!

展覧会の絵 ムソルグスキー作曲
月の光 パゴダ(『版画』より) 喜びの島 ドビュッシー作曲
シャコンヌ バッハ作曲(ブゾーニ編曲)

今回演奏した上記のそれぞれの曲をテーマに5枚の絵を描いてくださいました。

聴いてくださった方から様々な素敵なご感想をいただきましたので、あらためて紹介させていただきたいと思います。

お越しいただいた皆さま、あたたかく応援くださった皆さま どうもありがとうございました

年明け1月4日には アマデーも告知してくれた通りワークショップを開催します。

アマデーこと酒井雅子氏が ブダペスト・ラジオ収録を終えてドイツからもうすぐ帰国します!

高田のぞみ
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# by Round-P | 2016-12-28 13:20

年の瀬のご挨拶

ご無沙汰しております、Round-Pアマデーです!

師走の今日このごろ、みなさまいかがお過ごしですか?

2016年もいろいろあった一年でした。
様々なプロジェクト、課題に『追われ』、もしくは『追い』、あっという間に年の瀬です。
2016年最後の仕事はブダペストにて、ジャズ・ピアニストのヴィクトアー・ボリ氏との2台ピアノ共演でした。
春頃、ブダペスト・ラジオで放送される、とのことです。
なんともレトロ感漂うラジオにて、思い出深い体験をさせていただきました。

さて、年明け2017年1月4日午後1時より、Round-P初のワークショップを都内スタジオにて開催いたします。
興味のある方がいらっしゃいましたら、詳細をメールにてお知らせいたしますのでご連絡ください!

そう書いている今、ワークショップに登場予定のオイゼビウスが都内アートカフェにてコンサート中!!
今回は、芸大の同期の画家・松坂くんとのコラボだそう。
帰国の日程が間に合わず、残念!!なのだけど、きっとエキサイティングな会になっていることと思います。
レポート楽しみです!

2017年は、Round-P再始動の年、また追って詳細はブログにてアップしていきます。
来る年もよろしくお願いいたします。

M.S
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# by Round-P | 2016-12-26 20:09

セプテンバー・コンサート2016

昨日は、恵比寿のアート・カフェ・フレンズにてセプテンバー・コンサートに出演しました。
夜遅い時間帯にもかかわらず、たくさんの方にお越しいただき、本当にありがとうございました!

今回は、ベッリーナこと山岸 真由美さんも出演して、Round-Pの『蒼夜とぴあの』以来7年振り?!にコンサートで一緒できて、とってもハッピーでした!

今年は、セプテンバー・コンサートが行われるきっかけになった、あの9.11の出来事からちょうど15年の節目ということで、出演者全員がトークの中で、あの時の衝撃、痛み、かなしみを語り、思いを馳せ、平和を祈りました。

演奏者一人一人が平和への思いを音に託し、会場全体が音楽というユニヴァーサルな言語で平和の輪がつながる、特別なひと時となりました。

トップバッターは、ピアニストの稲井倫子さん、とても表情豊かなシューマンの謝肉祭を全曲!演奏され、華やかにコンサートの幕が開けました。

次は「音楽物語」というジャンルで活動されている素敵な姉妹Duo、大城梨花さん、杏花さん
語りとオリジナル曲による独特な世界観にすっかり引き込まれました。
本日、オリジナル3rd アルバムがリリースされるそうです。

続いての登場は、ソプラノ・ユニット「ベル・メル・リベラ」の皆さん。2〜4重唱のアンサンブルとソロのイタリアオペラの楽曲などで会場を大いに盛り上げてくださいました。

この後、ピアノソロで演奏しました。曲目はこちら↓

シューマン:森の情景より 森の入り口、予言の鳥
ドビュッシー:月の光
ドビュッシー:喜びの島
J.S.バッハ=ケンプ編:コラール前奏曲『イエスよ、わたしは主の名を呼ぶ』BWV639
J.S.バッハ=ヘス編:カンタータ147番 より コラール『主よ、人の望みの喜びよ』

トリは山岸真由美さんのソロ。力強さと繊細さを併せ持つ深い音色によるドラマティックなパフォーマンスでコンサートを締めくくってくれました。
最後に、とってもエレガントでチャーミングなトルコ行進曲を聴かせてくれましたが、この曲は聴くとアドレナリンが出るそう。アドレナリンから平和につなげるベッリーナの話術はさすが、RPに欠かせない笑いでさらに元気をもらいました!山岸さんの演奏曲目はこちら↓

ショパン:幻想即興曲
ショパン:ノクターンop.9-2
シューマン:飛翔(『幻想小曲集』より)
シューベルト:ピアノソナタ イ長調 D959より 2楽章
モーツァルト:トルコ行進曲


昨年のセプテンバー・コンサートでご一緒した、弾き語りストのいたづらマニアさんがお忙しい中、美味しいものをいっぱいご持参くだいました。バラのジュース初めていただきました。まさにバラの香り♪


セプテンバー・コンサートは本日が最終日、19:30よりアート・カフェ・フレンズにて開催されますので、是非お出かけください。(ディナータイムは18:00より)

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今回はドイツからエールを送ってくれたアマデーですが、彼女も加わり、近々Round-P全員集合したいと思いますので、おたのしみに!


N.T
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# by Round-P | 2016-09-12 14:50

武満 徹 没後20年の日に

日本を代表する作曲家 武満 徹がこの世を去って、今年で20年になる。

武満氏の20年目の命日に捧ぐオマージュとして、彩の国さいたま芸術劇場において、福間洸太朗さんのピアノ・リサイタルが開催された。

武満作品をはじめ、20世紀作品によるプログラムの中で、作曲家の武智由香氏の新曲委嘱作品が演奏されるとのご案内をいただき、聴かせていただいた。

武智氏の新曲は冬日/蜉蝣(かげろふ)ーピアノのための俳句による音像(2015)

冬日さむう 蜉蝣 くづれぬ水の面 [室生犀星]

北陸の歌人・犀星の冬の一句。この句がとらえきった極限の静寂の一瞬間に耳を澄ましながらも 、私の連想はその次の瞬間へと流れる。まるで連歌のように …(作曲者によるプログラムノートより)

漆黒の闇からそそり立つ光のような音像。

その静寂に心身、頭の中も預けられる、ずっと預けていたい、その静寂にずっと包まれていたい。
そんな音楽だった。

最近、瞑想に関する本を集中的に読んでいる。その中で、インドの仏教僧である達磨から伝わる武術の本には Be like water 水のごとくあれ!とあった。その境地に憧れる。

武智氏の音楽は、まさに水の如しだった。

水は静でもあり、動でもある。その性質は実に変幻自在である。
内側をじっと見つめる強い眼差しを感じる一方、すりぬけていくような捕らえどころのない、妖艶さすら感じさせる音の動きを聴きながら「無常」ということにも思いを馳せた。

福間さんの、研ぎ澄まされた感性と技術で表現されることで、より響きの世界に集中できた。

公演後、ある方が、犀星の俳句の中で『冬日/蜉蝣』は最も優れた俳句だとおっしゃっていた。
この俳句を、武智氏の曲を聴いた後にもう一度味わうと、その俳句に描かれている世界に居合わせているようで、ことばが息を吹き返したかのようにいきいきと語りかけてきた。


福間氏の舞台は、意欲的なリサイタルプログラムから想像させるものをさらに上回る、驚きと面白さに満ちていた。

武満 徹は、作曲する前にはいつもバッハの《マタイ受難曲》を聴くことを、映画監督のタルコフスキーのインタビューで自身が話している。
プログラムの最後には、その《マタイ受難曲》の中のアリア『憐れみたまえ 我が神よ』を演奏者自身の編曲で演奏された。


音楽作品ははもちろん、その著書からも大きな影響を受けた武満徹に、生前お会いすることはかなわなかった。
大学時代、もっとも興味深く聴講していたのは、作曲家の近藤譲先生の楽式原論の授業だった。
近藤先生の作品が聴ける機会は可能な限り足を運んだ。近藤先生のお弟子でもある武智氏のおかげで、近藤先生のレッスンも聴講させてもらった。
ある時、近藤先生やペンデレツキ氏はじめ錚々たる顔ぶれが揃うパネルディスカッションを聴いたことがあった。その日のパネリストには武満徹の名前もあったが、当日は体調不良で欠席されて、非常に残念だった。
程なくして、武満氏は帰らぬ人となった。

不思議なことに、武満 徹の命日は、武智由香氏の誕生日でもある。
音楽の命が次世代へ脈々と受け継がれることの希望の象徴のように思われる。

武満徹の命日に捧ぐ福間氏のリサイタル、とても濃厚な音楽の時間でした。


N.T
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# by Round-P | 2016-02-24 15:37

プロット

昨夜は、数年ぶりに会う友人たちと一緒に映画を観た。

ドイツ人、アメリカ人、日本人(ワタクシ)の集まりで、
選ばれた映画は、黒澤明監督の『天国と地獄』。
私のチョイスではない。
最近私の身の回りで日本、ことに日本文化に対する興味を持っている人が驚くほど多く、
昨日集まった人たちも最近えらく日本文化にはまっている、とかで、
「是非Kurosawaを!『天国と地獄』を見ましょう!」とのリクエストがあったのである。

「7人の侍」を始めSAMURAIものばかり見て、SAMURAI文化のオリエンタルさにはまっている(と思われる)
方たちに、この現代もの(当時で言えば)映画はどう映るんだろう?と思っていたら、
案の定、仲代達矢をはじめとする警察たちがあれこれ身代金の話をしている場面で、
「うーん、彼らも犯人のグルね。」「それっぽいよねー」と盛り上がっていて、
過去に2回観たことのある私は、「この仲代さんたち、めちゃくちゃ情熱かけて犯人を追いかける
警察なんだけどーー」と、彼らのその『ストーリーを盛り上げる能力』におかしみを感じるやら、
「たしかにそういう映画もありそうだよな」と感心するやら、
その他でも「へぇ、そういう視点で見るんだー」と驚くことばかりで、面白かった。

時折説明を求められたり、「なぜ彼はあそこまでのキャリアを積んでおきながら
犯罪を犯そうとしたの?」とか、以前一人で見ていたときは思いもよらなかったことを質問され、
また真面目な彼ら、今日になっても「あの映画の意図はこうなんじゃないかしら!」と
メールを交換していたりして、それを読んだりして、
私も、ぼーっとではあるが、3回目となる『天国と地獄』について思いをめぐらせた。

作品そのものにはいろいろ意見があるかもしれない。
ここからは私の独断で昨夜の『天国と地獄』体験から考えたことなのだが、
今回とにかく目に飛び込んできたのは、ある種「嘘っぽく」すら見える劇場風の構成や演出だった。
(決して悪い意味ではなく、『なるほどそういうやり方なのか!』というような表現者としての
感動、という意味で)
場面次第では、俳優さんたちの立ち位置など、「今私は劇場でこれをみている」と想像しても
なんら違和感のない場面があったのが面白かった。

そして何より、プロットの骨太さ、だった。

その4人の友人たちの「これってちょっと詰めが甘くない?」というストーリー演出へのつっこみから、
ストーリーとプロット、ということについて考えたのがきっかけだ。

そもそも展開、としては、大したことはない話なのである。
最近では手の込んだストーリーのものが多いから、まさにそういう意味ではえらく単純な話なのだが、
そこに黒澤監督が独特の肉付けをしており、その肉付けがたまらなく面白い。
当時の日本の様子、なによりエネルギーが、まさに匂い立つような映像で、
そもそも日本人の私としてはそれだけでもたまらなく面白い作品だ。

そこで先日、松本清張の『疑惑』が映像化された二つの作品を観たことを思い出した。
一つは桃井かおり主演、もう一つは沢口靖子主演のバージョンだ。
それが、あまりに作品から受け取る印象が異なり、ちょっと原作を読んでみないと!!と思ったのである。
『疑惑』の場合、プロットどころかストーリーが小説となって存在しているにも関わらず、
ここまで印象の異なる映像作品になる、ということに驚くばかりだが、
ちょっとした舞台設定、性格設定、様々なことの違いから、最後に受け取る印象が全く違う。
つまり作品をつくる、というのはそういうことなのだな、と気付かされた一件だった。

そういう意味では、黒澤監督の今回の作品に関しても、例えばまったく同じプロットで、
時代、国、季節、さまざまな要素を変えるだけで、いくつでも映画化が可能なのではないか、と思うくらい、
シンプルで力強く、わかりやすいプロットを基礎にしていると感じた。

(ちなみに、プロットという言葉の定義が自分で曖昧だったので辞書で調べてみれば、
筋、構想、因果関係、ということで、そこに肉付けをし、前後関係を描写していくことが
ストーリー、とのこと。
私の絵的なイメージでは、プロットは骨組み、という感じがある。)

なんとも偶然RPなことに、映画の前の食事の時点で、最近Kurosawa映画を連続してみている
ジョーが、「アメリカで作られたこれとこれとこれ、、、の3本の映画、『7人の侍』をベースにしてるんじゃ
ないかと思うんだよね」と言っていて、「たしかに舞台設定を変えたら、西部劇にだってなんにだって
なりそうな単純な話だよね」という話をしたところだった。

しかも一見、あまりにシンプルすぎて、展開も読めて、退屈なんじゃないか、と思えそうなほどなのに、
季節感、お国柄、時代背景、登場人物の性格、それに撮影技術、その他で私達の集中力を鷲掴み。
最後は「はぁ~~~」というエンディングである。
エンディングには、ドラマ大好きのその欧州人4人はいくらか「え?これで?」だったようだが、
今朝になって「いやいや、あれはただの刑事ものではない。奥が深い何かがあるに違いない」と
分析を始め、「なるほどーー」とやり取りをしているわけだから、やはりそれなりに黒澤監督の
ボディブローを受けたのだろう。

今回私がこの映画から得たアイディアは、
『プロットのシンプルさ。その力強さが、そこから生まれる「物語り」に大いなる自由を与えてくれて、
素晴らしくオリジナルでオンリーワンの作品を生み出す。』
ということだった。
そして、音楽もそうだろうな、と感じた。

例えばバッハ。例えばモーツァルト。例えばジャズのスタンダード。例えばブルース。

ジャズでいえば、例えば誰かのオリジナル作品を弾くときに、とても斬新で素敵な和音進行のものが
あるとする。
メロディを弾いているときはいいのだが、その進行をもとにインプロビゼーションをする段になって、
演奏家たちが、突然眉根にシワを寄せて「えーーーどうしよう」状態になることがある。
飛び立つ羽をを広げられない状態だ。
結局のところ、メロディだけ弾いている方がきれいだね、となる。
ワレワレの能力が未熟、ということもあるだろうし、その和音進行(プロット)そのものが、あまりにオリジナルすぎて、バリエーションの可能性、もしくは必要性を持たない場合もあるように思う。

その一方で、例えばスタンダードといえばこれ!の「枯れ葉」。
これぞオリジナリティあふれる新曲!というには少々勇気がいるかもしれない、というくらいオーソドックスな
和音進行。
シンプルで力強い、言ってみればどこにでも登場するような進行にも関わらず、そして、だからこそ、
例えばビル・エヴァンスが弾いたものと、ハービー・ハンコックが弾いたものと、
まったく異なったオリジナリティあふれる世界となっていて
「ワオ」というような驚きや感動を与えてくれる。

例えば、ちゃぶ台を出せば食事の部屋にもなり、座布団を出せば客をもてなす客間にもなり、
布団を出せば寝室にもなる、床と屋根と柱とふすまという『プロット』を持つ日本家屋の
生み出す自由自在なストーリー。

粉、水、イースト、塩と砂糖。。。というシンプルな材料と温度と時間。。。という『プロット』で
焼かれるパンの生み出すあたたかいストーリー。

今は、例えば日本ではお茶すらペットボトルに入り、驚くほど凝ったお惣菜がスーパーに並べられ、
パン屋にいけば目移りして困ってしまうくらいいろいろなパンが並んでいる。
『プロット』が見えなくなるくらい多様化、細分化、複雑化しているような状態。
それはそれでお世話になることもあり、ありがたいことではあるだろう。
それらが時間の短縮を助け、その時間を利用して様々な仕事をこなしたり、
様々な楽しみの時間を与えてくれるかもしれない。

ただそれをひたすら受け身に消費していくことに、ちょっとブレーキをかけてみたい。

例えば、昔からあるシンプルで力強い「お茶を淹れ、味わう」というプロットに自分の手で触れ、
身をゆだね、時間をかけその展開を歩き、そこから生まれるふくらみを味わってみる。
そこから生まれるストーリーは、どんな最新のソーシャルメディアにも提供できない、
豊かなものだろう。

プロットはシンプルであればあるほど大木のように力強く、
そして私達が自由に羽根を伸ばして飛び立ち、ストーリーを生きる後押しをしてくれる。

・・・ということかな??・・・
と一人で勝手にストーリーを展開させている今夜である。
ちょっと本来のプロットという言葉の意味を超えすぎてしまったようにも思うけれど、
この感覚の発見を優先させてつれづれなるままに。。。

そんなことまでファンタジーををふくらませてくれた今回の『天国と地獄』体験だった。

遅れましたが、2016年最初の投稿となります。
Round-P一同、今年もよろしくお願い申し上げます。

M.S
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# by Round-P | 2016-01-24 07:57 | 映画

月をいざなうリラグゼーションカフェ

先日 してきな カフェ音楽会をやらせていただきました。

こんな会でした。↓ ↓ ↓

組曲クリスマスのうた(Lovers編、Singles編、Mania編)
優しい風
その猫
組曲「月と亀」(完全版)
(ユニット名)太陽
人々の中で
以上、いたづらマニアさん(弾き語り)

〜ヨガタイム〜(ゲストのヨガ講師Fさん)

J.S.バッハ:シンフォニア
第1番 ハ長調
第2番 ハ短調
第6番 ホ長調
第7番 ホ短調
日本のうた〜 "ちいさい秋見つけた" "七つの⼦"
ドビュッシー:ベルガマスク組曲 より "月の光 "(ワーク) 以上、N.T(ピアノ)

〜ティータイム〜 (ゆたカフェ)

J.S.バッハ:コーヒー・カンタータより第4曲
J.S.バッハ:インヴェンション第6番、第1番、第2番、第3番、第4番 以上 Invention 6
第5番は全員参加(Invention 5)

〜リクエストタイム〜
そよ風の親切 (いたづらマニアさん)
マタイ受難曲 冒頭 ほか

会のおわり 気がついてみると 予定の時間を2時間以上過ぎていてびっくり。
時間をわすれて 音楽とヨガとティータイムを満喫しました。
いたマニさんは美味しすぎるバナナケーキを2種類も焼いてきてくださったり
ヨガで心と体をとことんほぐしてくださったFさんは
"月の光"を聴いてインスピレーション溢れる絵を描いてくださったり…
素敵な人々に囲まれて とっても気持ちよく 楽しい会になりました♪

心より感謝申し上げます!

この夜、ふと目がさめると 東の空をのぼってくる下弦の月に会えました。


N.T
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# by Round-P | 2015-11-05 11:25 | カフェ

Peace Piece

台風の影響で一日中雨が降っていますが、ふと西の空が明るいことに気づき、急いで東の空をみると…
大きな虹が架かっていました。

さて 昨夜 セプテンバー・コンサート第一夜 無事終了しました。

雨の中お越しいただきました皆さま ありがとうございました。

昨夜はまず 土浜純代さんのソプラノと後藤美由紀さんのピアノによる
華やかなドイツ歌曲で幕を開けました。

続いて
バッハの平均律ハ長調のプレリュード
ビル・エヴァンスのピース・ピース。
ベートーヴェンの悲愴ソナタより カンタービレとアレグロ。
ショパンのノクターン
さいごにバッハを3曲。 ・・・以上を演奏させていただきました。
Peace Pieceは 以前 アマデーに教えてもらって以来 大好きな曲でずっと弾いてみたいと
思っていたので 今回 この曲を弾ける機会に巡りあえたことはとても幸いでした。

このソロでのプログラムがのちに 弾き語りのいたづらマニアさんのソロライブにも絡んできます。

沖縄民謡のハルハル&アビィによる伝統的な民謡や よく知られた沖縄の曲の数々は
沖縄のたましいを感じさせるヴォイスと 沖縄の自然が語りかけてくるような
三線 ギター オカリナ 打楽器のやさしい音色が
昔から平和を愛するこの土地の人々の心を映しているようでした。

そしてトリは いたづらマニアさん!!
と、ここで 再登場した私に いたマニさんより
「さっきのバッハのインヴェンション6番、もう1回聴きたいな〜」
とのフリがあり、それに応えて弾き始める。
すると 前半のリピートから、おそらく誰も想像していなかった展開に。
なんと いたマニさんと私が2声をそれぞれ歌い出したのです。
この 新コラボユニット名が インヴェンションのアカペラ二重唱のあと発表されました。

その名も
Invention 6

この日 絶好調 (ご本人よると朝からだそうです)のいたマニさんはトークも舌好調で
不覚にも笑いすぎて涙が止まらなくなりながらも いたマニさんとの不思議な出会いや
いたマニさんの音楽の魅力を紹介させていただき ソロライブへ。
いたづらマニアさんのパワフルな弾き語りがいよいよはじまった。

珠玉のオリジナル5曲はこちら。

雨の匂いの残る午後は
存在
どんぶらこっこ
(ユニット名)太陽
人々の中で

いたマニさんの心の深いところから紡ぎ出される言葉が音楽になって 心を揺さぶる。

音楽とトークで聴くものの心をガッチリ掴んだいたマニさんは、ここからさらなる多才ぶりを披露される。

メンデルスゾーンの"歌の翼に"を原語で演奏され 美しく愛らしい絶品のソプラノを聴かせてくださったのです。Invention 6として私も共演させていただき、この時 いたマニさんと
メンデルスゾーンの歌曲をご一緒させていただくことの不思議な感動に包まれた。

さらに 前半のピアノソロでの悲愴の2楽章からの流れで
本番直前に急遽歌ってくださることになった
いたづらマニアさんの大好きなビリー・ジョエル、彼の"This Night"
で会場が一体となって みんなが幸せな笑顔になっているのがあたたかい感情のうねりとなって
伝わってきた。

出演者のお一人お一人、聴いてくださったお一人お一人が
Peace Pieceとして それぞれ光を放って平和をつないだ昨夜のセプテンバー・コンサート。

最高に幸せな音楽のひとときに感謝でいっぱいでした。


セプテンバー・コンサートに是非ご一緒にとの呼びかけに 平和のためならとお忙しい中出演を
快諾してくださり コンサートやコラボユニットのために素晴らしいアイディアを次々と出して
くださったり 素敵なフライヤーを作ってくださったり メンデルスゾーンを歌ってくださるために
並々ならぬ情熱でご準備され 平和の心を謳いあげてくださったいたづらマニアさんには
なんと感謝申し上げてよいかわかりません。本当にありがとうございます。

おわりに セプテンバー・コンサートを企画し、支えてくださったアートカフェフレンズさんに
心よりお礼申し上げます。

〜音楽で平和を考える〜セプテンバー・コンサート第二夜以降の開催日程です。

9月10日(木)
9月11日(金)
9月14日(月)

18時開場 19時30分開演

アートなカフェでの 音楽で平和を想うコンサートへ ぜひお出かけください!


N.T
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# by Round-P | 2015-09-09 23:55

セプテンバーコンサート

コンサートのお知らせです。

来たる9月8日(火)、恵比寿のアート・カフェ・フレンズにてセプテンバーコンサートに出演します♪


「セプテンバーコンサート」とは、2001年の同時多発テロをきっかけにニューヨークで始まった
コンサートで、主宰者のスミスさんは、「平和への祈りをこめて、 9・11 にニューヨークの街中を
音楽で満たそう!」と奮起し、1年後、平和への思いを音楽に託した人々が街中の公園に集い
これからの未来に向かい合う勇気を共に感じあいつつ、初めての開催がされたそうです。

私自身、平和について、今までとは違う視点からも考えさせられる今年の夏だった。

ささやかであっても自分にもできることがあるとしたら、音楽で"平和のかけら"を積み重ねていくことなのではないかと、いま感じている。

そんな折、セプテンバーコンサートに参加させていただく巡り合わせにとても感謝している。

この日のために、平和への思いを込めたプログラムをご用意しています。
是非お聴きいただけるとうれしいです!

さらに!弾き語りアーティストの いたづらマニアさん
セプテンバーコンサートに出演してくださいます!

この日、オリジナル名曲の数々を弾き語ってくださるいたマニさんのソロライブの方にも
ちょこっとおじゃまして 初コラボユニット(当日発表のユニット名もあり!)を披露いたします☆

私もはじめての愉快な試み(おそらくまだ誰もきいたことのないバッハ)やー
いたマニさんのまったく新しい魅力が味わえる一曲もご用意していますので
どうぞお楽しみに!!



音楽で平和を考える
~9.11NYで産まれた入場無料のコンサート~
"セプテンバーコンサート2015"
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会場 アートカフェフレンズ

2015年9月8日(火)
9月10日(木)
9月11日(金)
9月14日(月)
18:00 OPEN / ディナータイム
19:30 PLAY

入場無料
(1stドリンク:500円のみ受付にて頂戴します。)

9/8 (火)
セプテンバー・コンサート 第一夜

出演
土浜純代(Sop.) 後藤 美由紀(Pf.)
高田のぞみ(Pf.) (20:00~)
ハルハル&アビイ(沖縄民謡)
いたづらマニア(弾き語り)+高田のぞみ(Pf.) (21:00~)

【ご予約・お問合せ】
アート・カフェ・フレンズ:03-6382-9050


N.T
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# by Round-P | 2015-09-03 14:02

未知との遭遇

先日のオール バッハ プログラムによるリサイタルを無事終えました。

お越しくださった皆さま 応援くださった皆さま どうもありがとうございます。

バッハの音楽はものすごい豊かな「対話」がたえまなく行われている音楽だと思います。
コンサートを終えて いつも以上に聴いてくださった方から 直接いろんなお言葉をお聞きできて
自分の中にもいろんな思いが生まれ 今後どういうことができるのか
さまざまな可能性を考える機会にもなり 本当に感謝しています。

お忙しい中聴きに駆けつけてくださった いたづらマニアさんがブログ「 あっ晴れマニ」に
リサイタルのことを素敵なお言葉で綴ってくださっています。いつもありがとうございます!

これから対話を通しても見聞を深め もっと自分を豊かにして 音楽の可能性を拡げてゆきたいと
願っています。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!


さて 久しぶりに映画鑑賞しました。

勧められて借りた数本の中からさっそく 観たのは

未知との遭遇。

「2001年 宇宙の旅」同様 長年タイトルは知っていたものの一度もみたことがなかった。

最近になって この映画では ある5音が未知の飛行物体との交信に使われているという話を聞いた。

歌ってもらうと それは・・・富山県の五箇山が有名な民謡 コキリコ節で唄われる

はーれのさんさもデデレコデン♪

の デデレコデン部の旋律と酷似している!

それで あの民謡は宇宙とつながっているのか?!などと思い 映画を実際みてみたくなった。

というわけで期待をこめてみたわけだけれど・・・

まず 例の交信音は コキリコの旋律とはちょっと違う。実際聴くと 2度上って3度下がって
1オクターブ下がって 5度上がる音によって構成されているので 例えば レ・ミ・ド・ド・ソ となる。

しかし 思わぬ展開が待っていた。

これから映画を観る方のためにあまり詳しく書けませんが

交信音の解析を進める中で 音を数値化してある場所を特定してゆく。
その際に音を手話のようなサインで表すコダーイのハンドサインが登場する。

コダーイはハンガリーを代表する作曲家バルトークとともに 各地を巡って民謡を採集し

ハンガリーの音楽のみならず近代以降の音楽に多大な影響を及ぼしている作曲家であり

コダーイシステムを作り上げ 音楽教育にも大きく貢献している。

前回ブログでふれた バッハフェスティバルの折にも ちょうど 藤森さん、井上先生とも
コダーイシステムのことを話題にしていたばかりだった。

冒頭からさいごまで 引き込まれてしまう面白い映画であったがこの辺りでさらに興味津々に。

とりわけ マザーシップが登場するあたりは実に対位法的で 音楽的な視点から見ても嬉しい。

まさに バッハの主題と応答の世界ではないか と。

未知とのコミュニケーションに 音楽の果たす役割の重要さが興味深い。

個人的に 既視感が拭えない映像でもあった。

満点の星空から飛行物体がヒュンヒュンやってくるシーンなどが

ときどきみる夢に似ている。。。

壮大で なんだか深い内容だったけれど

さいごまで飽きさせないあたりさすが ヒットメーカーのスピルバーグ だなあと思う

未知との遭遇 まだ未知の方は是非ご覧ください。


N.T
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# by Round-P | 2015-07-22 15:05 | 映画

バッハでつながる

昨夜は 雨が上がっていたので ベランダに椅子を置いて しばし 夜空を見上げ
星は見えない けれど満ち足りた時間を持ちました。

皆さまはどんな七夕をお過ごしでしたでしょうか?


さて、先月 オルガニストのロジャー・ラウザー氏がディレクターを務める
バッハ・フェスティバルに出演した。
2年ほど前に銀座の教文館で J.S.バッハ研究の第1人者であられる Dr.ロビン・A・リーヴァーの
講座を聴講する機会に恵まれた。
『バッハの音楽における神学的背景』と題されたその内容はあまりにも濃く
バッハの音楽を楽しみ尽くせるものであり バッハへの探究心がますます駆り立てられた。
講演の後 Dr.リーヴァーのお弟子さんで オルガニストの藤森いづみさん、牧師の井上義先生らの
お計らいで ドクターとの懇親の場を設けていただき 美味しいお料理を囲んでのバッハ談義は
尽きることがなかった。
その時に知りあったロジャー氏は その後 ついにバッハの音楽祭を企てた。
月島にて 先日 3日間にわたり オルガン コーラスをはじめ 様々な楽器 編成でバッハが演奏され
地域の人々との交流にも心が配られていて バッハの音楽を身近に感じることのできる
素敵な音楽祭だった。
彼のバッハへの情熱と行動力に共感するとともに この機会にバッハを演奏させていただいたことに
とても感謝している。

今月18日には 初の試みとして オール・バッハによるリサイタルを開催します。

プログラムには バッハの作曲への意図に興味が尽きない
《インヴェンション》15曲と 《ゴルトベルク変奏曲》を取り上げます。

ご興味ある方は是非聴きにいらしていただけると嬉しいです!


* * *


#第184回 よくばり音楽館 盲導犬育成チャリティコンサート

高田のぞみピアノリサイタル

日時:7月18日(土)14:00開演(13:30開場)
会場:高輪区民センター区民ホール(東京メトロ南北線・三田線「白金高輪駅」1番出口正面)
全席自由 2000円

プログラム
J.S.Bach : 15 Inventionen BWV772-BWV786
J.S.バッハ: インヴェンション
第1番 ハ長調 BWV772/第2番 ハ短調 BWV773
第3番 ニ長調 BWV774/第4番 ニ短調 BWV775/第5番 変ホ長調 BWV776
第6番 ホ長調 BWV777/第7番 ホ短調 BWV778
第8番 ヘ長調 BWV779/第9番 ヘ短調 BWV780/第10番ト長調 BWV781
第11番 ト短調 BWV782/第12番 イ長調 BWV783/第13番 イ短調 BWV784
第14番 変ロ長調 BWV785/ 第15番 ロ短調 BWV786

J.S.Bach : Goldberg-Variationen BWV988
J.S.バッハ: ゴルトベルク変奏曲 BWV988


主催 クラッシックライブを楽しむ会 Tel/Fax 03-3778-5424


N.T
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# by Round-P | 2015-07-08 14:05

小さな森

「貴婦人のマント」というハーブをご存知ですか?
ヨーロッパでは様々な症状に優しく効果のあるハーブとして伝統があり、
私もここ数年愛飲している。

さて家を出ようか、と思った瞬間、練習ルームのお茶缶にそのハーブをきらせていることを思い出す。
あ、買っておかなくちゃとメモを取ろうとした瞬間。
「あれ、昨年小さな苗を植えたの、どうなったんだろう?」とベランダに出てみた。

すると・・・
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(手前がそのハーブです)

冬になると真っ白な雪に深く埋まっているのに、春になるとしっかり芽を出し、
その生命力にびっくりしてしまった。長い冬の寒さをエネルギー源としているかのような強さ!
早速ありがたく、自給自足?の気分で収穫した。
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2年前に小さな苗を植えてみたJohannesbeereも、この通り。
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酸っぱい真っ赤な実はジャムにすると美味しい。

大変な勢いでモリモリ育っているレモンバームと花を咲かせる準備中のラベンダー。
このレモンバームのパワー、最近こちらも大変な勢いで大きくなっている姪っ子のよう。
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そして、びっくりしたのが・・・
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これって赤紫蘇のコドモでしょうか?

というのも、ヨーロッパ暮らしていて恋しい日本の味、として、ゆずと並んであるのが紫蘇。
それで昨年たまらず、インターネットで探しまわってやっとの思いで一鉢買った。
ゆかりを作ったり、しっかり堪能した後、庭仕事の粗雑な私は「種を取っておきなさいよ」という母のアドバイスをすっかり忘れて、そうこうしているうちに枯れて跡形も無くなってしまっていた。
「あーあ、また来年探すか」と思って、長い紫蘇冬眠に入り・・・

どうやら、種が風で飛んだか落ちたか、ベランダの土の「なんでここに?」という何箇所から、
こんな芽が出ていた。かじってみると・・・ほのかに紫蘇のような味もする。
いやはや、自然のちから、私の想像力を超えていた。

虫もぶんぶん気持ちよさそうに飛んでいるので、彼らの視点からワンショット。
そこは小さな森だった。

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M.S
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# by Round-P | 2015-05-28 20:44 | 季節

Somewhere in May

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M.S
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# by Round-P | 2015-05-11 03:31 | 季節

Piano Summer Vranje -ピアノフェスティバルのお知らせ

お久しぶりです。
皆さまお元気でお過ごしですか?
ドイツもタンポポが開き始め、
毎年の光景ながら、「あーこの感じ!」と眺めながら心躍っています。

さて、昨年に引き続き、私の同僚である、ミュンヘン在住のピアニスト
ゾラン・イムシロヴィッチ氏によって、夏期音楽祭が開催されます。
昨年はマケドニアのオフリド湖の傍での開催で、バルカンカルチャーにまみれながら、
連日クラウス・シルデ氏による中身の濃いレッスン、毎晩開かれるコンサート、
その後のバルカンの長い夜・・・等々、書ききれないほどの印象に溢れた時間となりました。

また、かつては自分が参加者としてシルデ先生の教えを受けていたゾラン氏が、
情熱とアイディアだけを背負って、無理だと思われた状況にもかかわらず実現にこぎつけたことも、
当時からの同僚である私にとってはとても大きな意味があり、
最後のコンサートで彼が弾くブラームスを聴きながら、胸いっぱいになったことを思い出します。

今年は場所を変え、セルビアのヴラニェでの開催です。
バージョンアップし、シルデ氏の他、4人の講師(私も参加いたします!)も加わりました。
また毎晩、様々なコンサートが催される予定で、もちろん参加者の演奏も企画されます。
ピアノマラソンの一日は、オープンエア会場にて、昼から夜中までノンストップでライブ演奏が催されます。

以下は、ゾラン氏からのインフォメーションです。
興味がおありの方がいらっしゃれば、コメントをいただければ、更に連絡先をお知らせいたします。

エキサイティングなバルカンでの音楽祭、是非どうぞ。

では今日はこのへんで!
M.S

・・・・・・・
ピアノ・サマー ヴラニエ –国際ピアノマスタークラス

今年もピアノサマーが開催されることをお知らせいたします。

昨年はマケドニアのオフリドにて開催され、クラウス・シルデ氏によるマスタークラスのほか、多くのコンサート、講演会が催されるこのユニークなピアノサマーでは、多くの音楽家や聴衆の方々がインスピレーションを分かち合い、大きな反響を呼びました。

今年は、場所をヴラニエ(セルビア)に移しての開催となり、私達も楽しみに準備を進めております。

皆様のご参加を心よりお待ちしております。

1. 日程 2015年8月7日~19日

2. 料金 

  ピアノマスタークラス 

    クラウス・シルデ教授          –ソロピアノ・コース  450€

        -室内楽コース(イスタンブール、マルマラカルテット共演) 550€

  ジュニア・アカデミー(ピアノ)

   講師 ゾラン・ヤンチッチ教授

      酒井雅子

      ゾラン・イムシロヴィッチ

                          –ソロピアノ・コース  250€

         -室内楽コース(イスタンブール、マルマラカルテット共演) 350€

バイオリンマスタークラス

    ゲルトルート・シルデ          –ソロヴァイオリン・コース 250€

         -室内楽コース(イスタンブール、マルマラカルテット共演) 350€  

       なお、昼食代、宿泊料金は含まれております。

3.アクセス

最寄りの空港:スコピエ(マケドニア)、ソフィア(ブルガリア)、ベオグラード(セルビア) 空港からヴラニエまでの移動はオーガナイザーが準備致します。
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# by Round-P | 2015-04-22 07:11 | 音楽

生姜あれこれ

あっという間に2015年も二月目に突入。。。ですが、
今年初のブログ、ということで『今年もよろしくお願い致します』!

さて、こちらは雪に囲まれて過ごす毎日。
雪が降ると車もゆっくり、歩くのもゆっくり、ちょっと小止みになると雪かきをする人あり・・・で、
かつてウィーンで同僚だった東北出身のS君の「北の人間は気が長くなるんですよ。
雪と付き合って生きてますから」の言葉を思い出す。

そんな中今日は青空!
雪山に雪野原に青空!は最高。
しかし・・・・寒い・・・・

というわけで、今日は最近出会った身体ぽかぽかドリンクをご紹介するとしよう。

なんてことはない、生姜を煮出したジンジャーティーなのだけれど、
生ではなく乾燥させた生姜を使うのがポイント。
なんでも漢方の世界では、生と乾燥とでは生姜の効能が違うのだとか。
乾燥させた「乾姜」は身体の中からじわじわと温め、生は一気に体温を上げて汗をかかせることで、
体温をその後下げる、とのことだ。

作り方はいたって簡単。
生姜を薄切りにし、ざるにのせて一日くらい室内で乾燥させたら、
あれあれ、というくらい縮んだ『乾姜』が完成する。湿気が多い場合はもう少し時間がかかるかもしれない。
私は、それにちょっと手を加えて、生乾きの状態の薄切りの生姜をさらに手でちぎって更に乾かす。
細かく、というほどではないけれど少し小さくするのもあるし、なにより繊維のところが不規則にちぎれて、
美味しさがますます出てきそうな素朴な感じが気に入っている。

出来た乾姜をお水を入れた鍋に適量入れて10分ほど煮だし、あとは好みで蜂蜜や黒糖で甘みを
つけてみても美味しい。
私は今日はデーツのペーストと、これまたお手製の陳皮(みかんの皮を乾燥させてできあがり)を
入れて飲んでみた。
「あぁ、生姜茶だなー」という感じで美味しく飲んだのだが、驚いたのはそれから後のこと。
飲んでから一時間位してから、外に出て車に乗っているのに、体内がぽかぽかしていているのだ。
思えば、午後の間ずっとそんな感じだった。

今までジンジャーティーといえば生を摩り下ろして紅茶に入れたりしていたので、
乾姜との出会いは「目からウロコ」だ。
それにしても同じ生姜でも使い方によって様々な効能が得られる、のも面白い。
なにより、乾燥することによって違った性質が生まれる、という「化学変化」が、宇宙の不思議だ。

その辺りも何か音楽とRPしそう。。。むむむ!!

では、寒い季節ですが身体に気をつけてお過ごしください。

M.S
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# by Round-P | 2015-02-13 08:06